と、思っている、もと政経教師の minneko です。
納得いかないのなら、白票を投じるのだってありだと思う。
成人式で配られたDVD↑このDVDが酷いって話題になっていますが、このDVDを見ても理解できない大人が存在する、というのも事実なんですよ?
要は、意思表示をしない人に文句を言う資格はない!と、個人的に思っているわけです。
今週末の保育園の発表会が、延期になりました。
理由はインフルエンザの流行です。新型・A型あわせて、全児童の4分の1が感染している状態での決断なので、私は仕方がないと思っています。
中止ではなく延期という決断をしてくれた保育園は、本当に大変だったと思います。
延期後の日程が平日だったことも、「あ~...。」とは思いましたが、仕方がないこと。文化センターのような大きな会場は年間通して週末はすでに予約いっぱいでしょうしね。
だけど、平日お仕事でお休みがとれない保護者の方からは、「なんとかならないのか」という問い合わせがあるとのことでした。
私は思うのだけれど...子供の成長を、発表会という舞台で見ることができるのは、確かにとても幸せなことだと思います。
特に年長さんなんて、これで卒園になるので、感慨もひとしおだと思います。
けれど、それもみんな子供たちが元気でいることが大前提なんですよね。
未熟児で生まれた子供のお母さんが真っ先に直面するのが、生まれてきてくれた感謝と死んでしまうかもしれない恐怖だと思います。
私も何が一番怖いかと問われれば、派遣切りよりも、夫の不在よりも、子供が死んでしまうのが一番怖いです。
新型インフルエンザでは、もう何人も亡くなった方がいらっしゃいます。もちろん小さな子供たちも。
今日、保育園で役員さんのみですが、発表会延期の経緯の説明が園長先生からありました。
園長先生は、何度も説明を繰り返して、「ご理解いただけますでしょうか?」と問うていたのに、集まった保護者からは、肉声で「はい」「いいえ」の返答がありませんでした。
「わかりました」と言ったのは私だけでした。
うなずいていた方もいらっしゃったかもしれませんが、聞かれたら答える、返答ができないというのは、今の子供だけでなく親もそうなんだなあ、と気づかされました。
私もよく子供たちに言います。
「ねえ、お返事は?」返答がないというのは、意思表示をしないと言うこと。意思表示をしないというのは、棄権したのと同じ事だ。と言っていた夫の言葉が、その通りだと思いました。
どうか、今インフルエンザで苦しんでいる子供たちが、はやくよくなりますように。
どうか、これ以上の感染拡大が、おこりませんように。
今日はちょっと熱く語ってしまいましたが、そう願わずにはいられないminnekoでした。